外伝8 形意十二形を練る(14)

 外伝8 形意十二形を練る(14)

鶏形の金鶏食米に対して猴形は白猿盗桃の拳訣がある。猴の場合は手の動きが身法を導くという梢節の使い方に妙味を持つということができるであろう。猿が美味しそうな桃のあるのを認めて思わず手を伸ばしてしまう。そういった感じが白猿盗桃の拳訣にはある。こうして体の動きを見せることなく手が動くと同時に間合いを急激に詰めるのが猴形である。猴の顔を拭うような身法は転身を、次の腕を伸ばす身法は入身を行うためのものである。猴形にも派によっていろいろな形があるが、梢節を中心として動きを導くことが核心となっていることに違いはない。


このブログの人気の投稿

道徳武芸研究 如何に「合気」を練るべきか〜システム論の立場から〜

道徳武芸研究 「簡易」と「簡化」の太極拳〜簡化太極拳の場合〜

丹道逍遥 小周天について