道竅談 李涵虚(124)第十五章 神気と性命

 道竅談 李涵虚(124)第十五章 神気と性命

〈要点〉

後天の神と気、先天の性と命はそれぞれ別のものでもあるが、根源においてはひとつであるとする。また後天も先天も違いがあるが、後天の修行が成就した時には先天の世界が開けているとも教えている。つまり先天も後天の根源においてはひとつのものなのである。神仙道ではすべてはひとつというところを中心に教えを説いているものもあるし、それぞれに違いのがあることを強調する西派のようなシステムも存している。なぜ西派ではこのように究極においては無意味ともいうべき修行の階梯にこだわるのであろうか。

このブログの人気の投稿

道徳武芸研究 八卦拳の変化と蟷螂拳の分身八肘(8)

道徳武芸研究 改めての「合気」と「発勁」(6)

道徳武芸研究 八卦拳から合気道を考える〜単双換掌と表裏〜(4)