外伝7 形意、八卦、太極拳で三節を練る(11)

 外伝7 形意、八卦、太極拳で三節を練る(11)

龍形八卦掌では片足をあげる独特の動作を行うことでよく知られているが、これは八卦暗腿の応用を示すものである。この姿勢から扣、擺、括、トウ、点、タン、掛、採の八種類の腿法へと変化をする。ちなみに龍形でも定歩では片足をあげるのではなく一般的な八卦掌と同じく扣歩となって転身をする。八卦暗腿が可能であるのは中節の動きであるからに他ならない。中節の動きは肘と膝を中心に動くことになる。これに対して根節は肩と腰が動きの起点となる。


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