外伝7 形意、八卦、太極拳で三節を練る(8)

 外伝7 形意、八卦、太極拳で三節を練る(8)

梢節を使うと速く動くことができるが威力は少なくなる。一方、根節から動くと速さをやや欠くことにはなるが強く打つことができる。実戦ではとにかく相手に当てなければ意味がない。そこで梢節から動くことが重視される。少しのダメージでも、それをヒットさせて相手の動きを止めることができれば、人体には弱い部位はたくさんあるので攻防を優位に展開できるわけである。また威力を求める根節を用いる攻撃には、早く相手を倒してしまわなければ反撃を受けやすくなることへの危惧がある。どちらの戦法をとるかは個々人の判断となろう。


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